私の場合、息子が地方の大学に通い始めて子供部屋が開いてしまったので、この部屋を何か有効活用出来ないかと考えた結果たどり着いたのが、ここを第二のクローゼットにすると言う考え方でした。
部屋にロープを2本張って、それで完成です。
干して取りえた洗濯物をそのまま、この部屋に吊るすのです。
もちろん、すべての洗濯物ではありません。
主にTシャツや下着類をこの部屋に吊るすのです。2本のロープは私と主人用のものです。
だいたい一週間分を吊るします。
よく考えて見るとTシャツや下着をちゃんとたたまないといけないなどと言う考えそのものがおかしいのに気が付いたのです。
朝、起きる。
乾いたTシャツが子供部屋にある。
吊るしたTシャツの中から今日の雰囲気に見合うものを選ぶ。
たったそれだけの事ですが、ブティックに展示している洋服みたいな気持ちになって朝から爽快です。
主人もこの方式は気に行っている様で、朝起きるとそわそわと子供部屋に出向き、自分の下着を選んでいます。
そして何よりも洗濯に要する時間がグンと減った事が嬉しいです。
いちいちたたんではタンスにキッチリとしまっていた頃と比べるとかなり時間が短縮出来る様になりました。
人間、常識にかられてばかりではダメなんだなとつくづく思ってはひとりで笑っています。
問題は4年後です。
息子が大学を卒業してまた、この子供部屋に帰って来た時、さあ、どうしよう。
それはそれで、その時また、考えればいいかなとも思っています。